水巻町図書館では、毎月一度、町内にある第二保育所に絵本を読みに伺っています。先日は、もうすぐ1年生になる年長さんクラスにお伺いしました。
この日は、春の手遊びのあと、「おおかみと七ひきのこやぎ」のストーリーテリングをしました。グリム童話で有名な「おおかみと七ひきのこやぎ」ですが、絵本なしで素話を通してみると、10分ほどかかります。さて、集中してお話を聞いてくれるのかな?と思いながら、語り始めてみると、びっくりするほど子どもたちが集中して聞いてくれました。お話のイメージを子どもたちがしっかり思い浮かべてお話の世界に入ってくれたのが、よくわかりました。語り終わって、担任の先生に、「とてもよく聞けましたね!りっぱな一年生になれましたね!」と申し上げました。
それから、五味太郎さんの『みんながおしえてくれました』という絵本を読みました。本を味わう力、お話を聞く力が立派に育っているなと、本当に思いました。
読み終わって帰ろうとすると、びっくり!子どもたちの手作りのとてもかわいいお礼状をくださいました!ありがとうございました。
もうすぐ桜も咲くでしょう。喜びあふれる春は、もうすぐそこまで来ています。
たくさんの子どもたちが良き本と出会う喜びを味わえますように。(スタッフN)
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