やなせたかし生誕100周年

新しい元号に変わってひと月がたちました。平成から令和へと変わっていくあわただしさもようやく落ち着いてきたのではないでしょうか。

令和元年は、やなせたかしさんが生まれて100年の節目の年にあたります。そこで、6・7月の展示架は、「やなせたかし生誕100周年」をテーマにしてみました。

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アンパンマン以外の作品もたくさんあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初代アンパンマンは、1969年に童話『十二の真珠』の一話「アンパンマン」に登場しました。大人向けに描いた作品で、小太りのオジサンがおなかをすかせた子どもに自分で焼いたパンを配るはなしです。それは、やなせさんの戦争のつらい体験を元にして描かれ、戦うことよりも戦いの被害で苦しむ人々に目は向けられています。

それから50年、現在のアンパンマンは「正義のヒーロー・アンパンマン」と誰もが知っているヒーローになりました。ヒーローと言っても悪を倒すのではなく、困っている人がいないかパトロールすることが任務のヒーローです。隣人愛・自己犠牲の精神で描かれているアンパンマンはみんなの人気者になりました。

絵筆の代わりに銃を持って戦場に行ったやなせたかしさん。戦争という暗い時代が青春だったやなせさんは晩年“いまが青春”と精力的に本を書かれました。今回は絵本だけでなくエッセイ、詩集、詩画集、被災者に向けたメッセージの本など幅広く集めてみましたので大人の方も手に取っていただければと思います。(スタッフH)