コロナウイルス感染拡大防止のため突然の臨時休館で、利用者のみなさまには大変ご迷惑をおかけしております。
誰もいない図書館は静かですこしさみしく感じます。
そして、休館中ではありますが、今月もスタッフは出勤し各自作業をしています。
さて、水巻町では、公共施設の臨時休館をはじめ、学校も休校となっていますが、学童には子どもたちが来ています。
いつもはそれぞれが独自に本を借りに来ている学童ですが、今回は臨時休館中の特別措置として、図書館で選書した本を各学童へ配本することになりました!

200冊ほどの本をコンテナにつんで、貸出します

室内でも十分に楽しめる本を選んでみました
進級・進学を前に、急に環境が変わってしまって、子どもたちも戸惑っていると思いますが、すこしでも楽しく日常が送れるように、図書館スタッフ・職員一同願っています。(スタッフN)
最初の絵本は『かげええほん』。人の体や、モノを使っていろいろ工夫した影絵がたくさん出てきます。
次に読んだ『ねずみのよめいり』は、丁寧に描かれた絵と、繰り返し言葉の出てくる昔話の絵本です。
今回読んだのは、図書館おすすめの絵本に入っている本でした。同じタイトルで他の作者が描いた本もありますので、読みくらべてみるのも面白いですよ。
ここまでお話が続いたので、手遊びです。
『ねずみねずみ どーこいきゃ?』の歌にあわせて、両手で作ったねずみがちょろちょろ。最後には、ねずみは両わきの下に飛び込み、くすぐって遊びます。

ネズミはどこに行ったかな
紙芝居『かわうそときつね』は、正直者のカワウソと、ちょっと狡いキツネの出てくるお話です。
みんな、このお話は聞きなれないのか、興味津々で聞いてくれました。
紙芝居の後は、みんなでお部屋の壁に向かって影絵をつくってもらいました。
キツネやネズミ、イヌやハトなど、みんな上手にできていましたよ。

手を使って、イヌやハトのできあがり
最後に、節分の鬼(布おもちゃ)が登場!
みんなで豆まきをして鬼を何回も倒して盛り上がりました。

みんなでオニをやっつけよう
次回の図書館スタッフおはなし会は2月23日(日)です。
皆さん、お気軽にご参加くださいね。(スタッフM)
頃末小2年生の皆さんが、水巻町図書館のひみつをさがしに来てくれました。
日ごろからよく図書館に来てくれる顔なじみさんもいましたが、初めて図書館に来たというお友だちもいました。そこで、おはなしで楽しんでもらおうと、干支(えと)の起こりのおはなしをペープサートで聞いてもらいました。

干支のおはなしを楽しいペープサートで紹介
ねずみ年ということで、ねずみが出てくる絵本や童話を紹介。『ねずみくんのチョッキ』には、「知ってる」「読んだ」という声が多く上がりました。

番ねずみのヤカちゃん
紹介した資料のなかで特におすすめは、『番ねずみのヤカちゃん』です。声の大きな子ネズミのヤカちゃんのおはなしです。声が特別大きくて、いつもおかあさんに静かにね!と言われているヤカちゃんが、ドロボウを見つけて、「それ、ぼくのチーズだぞお!」とさけぶ場面は、とても愉快です。大人が読んであげても、子どもが自分で読んでも楽しい本です。
さて、図書館の使い方がわかる絵本『ビバリーとしょかんへいく』の読み聞かせのあと、質問の受け答えがあり、いよいよ図書館のなかを歩いて回ります。「2階で勉強している人がいるよ」「英語の絵本があるよ」「赤ちゃんから図書館カードを作れるんだね」など、いろいろな図書館のひみつを発見していたようです。

ここには、どんなヒミツがあるかな。
引率の先生が、「図書館は楽しかったですか。また、おうちの人と訪れてくださいね」とまとめてくださり、お見送りをしました。頃末小の皆さん、また来てくださいね。(スタッフN)
令和初のお正月はいかがでしたか?さて今年2020年は、夏にオリンピック・パラリンピックの開催、そして、水巻町図書館・歴史資料館が開館20周年という記念の年になります。そこで…、カウンター横の展示架に、「20」をキーワードに様々な資料を集めてみました。
資料館側に、地元水巻町の20年前を振り返るコーナー。
2000年の広報みずまきに掲載された、その年の主な事業を抜粋したファイルを用意しました。
町名の由来と、町のなりたちも合わせてご覧ください。

新成人が生まれた年、水巻では…
カウンター側には、20年前(2000年)に発行された絵本のコーナー。
約60冊の絵本が集まりました。あなたが好きな本も含まれているかも。

20年間も読まれ続けてきた絵本たち。
中央には、思いつくままの「20」関連資料たち。
着眼として面白いものに、「にじゅう」と同音で「二重」なものとして、日食も取り上げました。
そして、遊び心で「ク・イ・ズ・の・塔」も置きました。展示期間中に問題が変わります。
大人も子どもも、レッツチャレンジ!

色々な20たちがお待ちしています。
また、1月ミニ展示として、新刊コーナーの側面に「ムーミン出版75周年」と題して、
トーベヤンソンとムーミン関連の本を並べました。こちらの資料も、手に取ってみてください。

ムーミン谷のみんなに会えますよ。
本年もよろしくお願いいたします。(スタッフW)
22日に図書館スタッフによるクリスマスのおはなし会を行いました。
最初の絵本は、『おおさむこさむ』。わらべうたを歌いながら、おしくらまんじゅうでごあいさつ。その後、手遊びをしながらのおはなし、『メアリーさんとブラウンさん』をしました。目と目を合わせながら語られるおはなしは、子どもたちは大好きなようで、さっきまで走り回っていた男の子も座り込んで聞いてくれました。

暖かい「お話のおうち」でリラックス…
『ぶたたぬききつねねこ』は、しりとり遊びの絵本です。馬場のぼるさんの絵で次々にいろいろな言葉がでてきます。子どもたちの発想も絵本に負けずに豊かです。最後に まく⇒クリスマス となって、この絵本は終わるので、クリスマスにぴったりなんですよ。そのあと、子どもたちはシュルビッツの『ゆうぐれ』を、とてもリラックスしながら聞いてくれました。
夕日がしずみ、ひとつずつ灯りがともって美しく輝くクリスマスの街が描かれている絵本です。そして、パネルシアター『10人のサンタ』と絵本『ぐりとぐらのいちねんかん』を聞いてもらい、今年の図書館おはなし会はおしまい。最後まで聞いてくれたお友だちには、サンタとツリーのプレゼントがありました。

図書館から、かわいいクリスマスプレゼント。
次回のスタッフのおはなし会は1月26日(日)です。
是非お気軽にご参加ください。来年もたくさんおはなしを聞きにきてくださいね。(スタッフN)
12月22日、少し早く閉館した図書館でクリスマスコンサートが開催されました。
最近は他のイベントとの兼ね合いで開催できていなかったため、久しぶりの開催となりました。
演奏者は毎週土曜日に水巻町図書館でピアノ演奏をしてくださっている渡邊博さん。
ベートーヴェンの「月光」やモーツァルトのピアノソナタなどを演奏されました。

本格的なクラシックを披露してくださいました。
今回はゲストにオーボエ奏者の桐谷美貴子さんをお迎えして、シューマンの「3つのロマンス」やラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」など、オーボエとの協演もありました。
素敵なピアノの旋律と美しく伸びやかなオーボエの音色が館内に響き、みなさん聴き入っている様子でした。
オーボエの演奏を間近で聴ける機会はあまりないと思いますので、貴重な時間となったのではないでしょうか。

郷愁を誘う音色がエントランスホールに響きます。
アンコールでは桐谷さんによるイングリッシュホルンの演奏もありました。
あいにくの雨でお足元の悪い中、ご来場いただいた皆様ありがとうございました。
冬休みに入り、子どもたちでにぎわっている図書館に今年も、来年の春に入学を迎える子どもたちへの本のプレゼント、「セカンドブック」の紹介コーナーができました。

令和2年度の新入学児童向けに選んだ「セカンドブック」(児童コーナー)
水巻町では、子ども読書活動の一環として、親子のふれあいや子どもたちの心の豊かな成長を願って、4ヶ月、1歳6ヶ月、3歳の乳幼児に絵本をプレゼントする「ブックスタート」事業を実施しています。さらに平成21年度からは、町内の小学校に入学する新一年生のみなさんに本をプレゼントする「セカンドブック」事業を行っています。

写真に短い文が入った本や英語の本などもありますよ。

子どもたちの興味や関心に合う本がみつかるように選んでいます。
本は子どもの心へのプレゼント。スタッフが入学おめでとうの気持ちをこめて選んだ20冊の本を、今年も展示しています。所蔵はすべて2冊ずつありますので、1冊は貸出できます。館内シールを貼っている1冊は見本となりますので、館内でご覧ください。ぜひ、ご家族で手に取られてお選びください。
大切な1冊に出会えますように。 (スタッフN)
三カ月の休館から明けて、あっという間に二週間が経ちました。
クリスマスムードのただよう中、図書館も徐々に以前の活気を取り戻しつつあります。
天気も良く過ごしやすかった14日の土曜日ですが、水巻町図書館では多くのイベントが行われました。

今日の催し
イベントがある日はピアノの手前に出ています
午前中には、ボランティアグループ「ともしびの会」のみなさんによりますお話し会がありました。
みんなとっても真剣に聞いていましたよ。

絵本や紙芝居がありました。この絵本のほかにも、ももたろうさんの話がありましたね
午後二時からは、「言の葉」のみなさんによります大人のための朗読会が視聴覚ホールで開催されました。この日はたくさんの方が足を運んでくださって、とても大盛況でした。

言の葉の皆さんは毎回丁寧に朗読してくれています。手前にある花と入口前にあるお花はいつも生花をお持ちになるんですよ

寒い中、皆さん、聴きにお見えになっています。当初と比べてじわじわと聴衆は増えてきています
こちらは絵本コーナーおはなしのおうちでボランティアの山田さんと図書館スタッフによる恒例の絵本ミュージカルの様子です。
クリスマスにちなんだ絵本を音楽にのせてお届けしました。

久しぶりに流れる山田さんのギターと絵本を読む柔らかい声

寝そべったり、あぐらになったり。「お話のおうち」の中はリラックスムード。
午後三時半からは八幡西こども劇場の皆さんによります工作イベントが行われました。

夢中でハサミを動かし、作品をつくる子どもたち。
(
何ができるのかな?

工作の前に、アラビアンナイトのお話がありました。そこで、コップの中から出てきたのは・・・。
じゃーん!吹くと出てくるランプの魔人の出来上がり!
みんな上手にできました。
イベント盛りだくさんの一日でしたが、12月はまだまだたのしいイベントをたくさんご用意しています。
12月21日(土) 13時 「タミー先生と英語で遊ぼう!」
13時30分「折り紙教室」
14時 「ボランティア【ぷぷら】のみなさんよるお話し会」
12月22日(日) 14時 「図書館スタッフによるお話し会」
みなさまのたくさんのご参加をスタッフ一同心よりお待ちしております。
(スタッフN)
12月になり、風が冷たくなりましたね。今年も、展示2の棚に、クリスマスの絵本や読み物が並び、
カウンター手前の展示面にも、折り紙ボランティアさんの作品が飾られて、図書館の中はすっかりクリスマス模様です。

インスタ映えスポットになりそうな折り紙ボランティア水巻の皆さんの力作です。

かわいらしいサンタさんもズラリ。

児童コーナーのそばにクリスマスのお話を展示しています。
さて、どんなクリスマス絵本があるのかな、とお思いの方は、
WebOPEC(水巻町図書館利用者メニュー)の一覧からさがす→図書館おすすめ から閲覧なさってください。
クリスマスの絵本は、とても色がきれいで、ご家庭で読まれる時にも楽しい気持ちになれる絵本が多いと思います。
その中から私のおすすめを一つ紹介します。

『エリーちゃんのクリスマス』
メアリー・チャルマーズ/さく おびかゆうこ/やく 福音館書店
原題は『A Christmas Story』。福音館書店、世界傑作絵本シリーズの、アメリカの絵本です。
縦横15㎝ほどの小さな絵本で、見開きを開いたとたんに、クリスマスの小さなおもちゃなどが、
とても可愛らしい絵で描かれています。絵本そのものが、可愛らしい贈り物のようです。
内容は、小さなエリーちゃんが、お友だちのいぬのハリーやねこのヒラリーといっしょに、
クリスマスツリーの飾りつけをします。ところが、ツリーのてっぺんに飾るおほしさまがありません。
エリ―ちゃんは、雪の森のなかにでかけ、お星さまをさがします。…というものです。
クリスマスの絵本は、年齢の高めの子向けの絵本が多いのですが、この絵本は、2、3歳くらいの小さな子から楽しめます。
そして、クリスマスを楽しみに待つ幸せな日々を、ご家族で楽しめることと思います。
いろいろな本との出会いが、小さな子どもたちに、すてきなクリスマスプレゼントとなりますように。
(スタッフN)
8月31日(土)は、水巻町図書館が3ヶ月の長期休館に入る前の最後の開館日。
ちびっこたちに思い切り楽しんでもらおう!と、視聴覚ホールを使って「縁日遊び」を企画しました。
水巻町図書館には、ボランティアさんたちが作ってくださった布製のおもちゃがたくさんあります。
今回の縁日では、その中で「おかしの木」「カンガルーバスケット」「さかなつりゲーム」「しんけいすいじゃく」で遊びました。また、図書館のスタッフが作った「くるくるしゃぼん玉」や、ペットボトルのキャップで作った「金魚すくい」のコーナーも。金魚は縁日のお土産として、1つずつプレゼントしました。

「おかしの木」
フェルトでできたお菓子を、木に飾りつけていきます。色とりどりのお菓子の木ができました。

「カンガルーバスケット」
離れた位置から、カンガルーのポケットめがけてお手玉を投げます。簡単に入りそうだけど、意外と難しいんですよ。

「さかなつりゲーム」
フェルトでできたいろんな魚を、磁石のついた釣りざおで釣り上げます。小さな魚から大きなウナギまで。大物を釣り上げるのはなかなか難しい!

「しんけいすいじゃく」
3人ずつのグループになって、同じ絵を当てていきました。子どもたちの確かな記憶力にびっくり!順番が来る前に取られてしまい、くやしくて泣きだす子も・・・

「くるくるしゃぼん玉」
ゆっくり回転させると、棒の先のキラキラテープがふくらんでシャボン玉のように見えます。きれいで不思議なしゃぼん玉は飽きることがありません。

「金魚すくい」
ペットボトルのキャップで作った金魚とカメ。本物の金魚すくいより、たくさんすくえました!
縁日のお土産は、スタッフ手作りの金魚かカメ。1匹ずつ涼しげな袋に入れてプレゼントしました。今日の縁日、夏のいい思い出になったかな?(スタッフH)