12月になり、風が冷たくなりましたね。今年も、展示2の棚に、クリスマスの絵本や読み物が並び、
カウンター手前の展示面にも、折り紙ボランティアさんの作品が飾られて、図書館の中はすっかりクリスマス模様です。

インスタ映えスポットになりそうな折り紙ボランティア水巻の皆さんの力作です。

かわいらしいサンタさんもズラリ。

児童コーナーのそばにクリスマスのお話を展示しています。
さて、どんなクリスマス絵本があるのかな、とお思いの方は、
WebOPEC(水巻町図書館利用者メニュー)の一覧からさがす→図書館おすすめ から閲覧なさってください。
クリスマスの絵本は、とても色がきれいで、ご家庭で読まれる時にも楽しい気持ちになれる絵本が多いと思います。
その中から私のおすすめを一つ紹介します。

『エリーちゃんのクリスマス』
メアリー・チャルマーズ/さく おびかゆうこ/やく 福音館書店
原題は『A Christmas Story』。福音館書店、世界傑作絵本シリーズの、アメリカの絵本です。
縦横15㎝ほどの小さな絵本で、見開きを開いたとたんに、クリスマスの小さなおもちゃなどが、
とても可愛らしい絵で描かれています。絵本そのものが、可愛らしい贈り物のようです。
内容は、小さなエリーちゃんが、お友だちのいぬのハリーやねこのヒラリーといっしょに、
クリスマスツリーの飾りつけをします。ところが、ツリーのてっぺんに飾るおほしさまがありません。
エリ―ちゃんは、雪の森のなかにでかけ、お星さまをさがします。…というものです。
クリスマスの絵本は、年齢の高めの子向けの絵本が多いのですが、この絵本は、2、3歳くらいの小さな子から楽しめます。
そして、クリスマスを楽しみに待つ幸せな日々を、ご家族で楽しめることと思います。
いろいろな本との出会いが、小さな子どもたちに、すてきなクリスマスプレゼントとなりますように。
(スタッフN)
8月31日(土)は、水巻町図書館が3ヶ月の長期休館に入る前の最後の開館日。
ちびっこたちに思い切り楽しんでもらおう!と、視聴覚ホールを使って「縁日遊び」を企画しました。
水巻町図書館には、ボランティアさんたちが作ってくださった布製のおもちゃがたくさんあります。
今回の縁日では、その中で「おかしの木」「カンガルーバスケット」「さかなつりゲーム」「しんけいすいじゃく」で遊びました。また、図書館のスタッフが作った「くるくるしゃぼん玉」や、ペットボトルのキャップで作った「金魚すくい」のコーナーも。金魚は縁日のお土産として、1つずつプレゼントしました。

「おかしの木」
フェルトでできたお菓子を、木に飾りつけていきます。色とりどりのお菓子の木ができました。

「カンガルーバスケット」
離れた位置から、カンガルーのポケットめがけてお手玉を投げます。簡単に入りそうだけど、意外と難しいんですよ。

「さかなつりゲーム」
フェルトでできたいろんな魚を、磁石のついた釣りざおで釣り上げます。小さな魚から大きなウナギまで。大物を釣り上げるのはなかなか難しい!

「しんけいすいじゃく」
3人ずつのグループになって、同じ絵を当てていきました。子どもたちの確かな記憶力にびっくり!順番が来る前に取られてしまい、くやしくて泣きだす子も・・・

「くるくるしゃぼん玉」
ゆっくり回転させると、棒の先のキラキラテープがふくらんでシャボン玉のように見えます。きれいで不思議なしゃぼん玉は飽きることがありません。

「金魚すくい」
ペットボトルのキャップで作った金魚とカメ。本物の金魚すくいより、たくさんすくえました!
縁日のお土産は、スタッフ手作りの金魚かカメ。1匹ずつ涼しげな袋に入れてプレゼントしました。今日の縁日、夏のいい思い出になったかな?(スタッフH)
8月14日、図書館スタッフによる赤ちゃんと楽しむおはなし会をしました。今月も、たくさんの赤ちゃんとおうちの方が来てくれました。『おひさまさんさんおはようさん』『ちいさなふね』など、言葉のリズムのよい絵本を読むと、みなさん笑顔で赤ちゃんといっしょにからだをゆらして楽しんでくれました。
『カーテンふわり』を読んで、シフォン布をカーテンに見立て、いないいないばあ遊び。赤ちゃんも、少し大きなお友だちも、大好きな遊びです。

みんな、じょうずに折れているかな?
夏休みで、少し大きなお友だちも来るかな、と思い、船を作る工作もしました。
紙皿と画用紙で作るゆらゆら船と、新聞紙で作る船です。
新聞紙で作る船は、『じてんしゃにのるひとまねこざる』の中で、おさるのじょーじが川にたくさんの船を浮かべるところでも出てくるのですよ。読んでみてくださいね。
赤ちゃんと楽しむおはなし会、次回は休館明けの12月11日(水)です。少し遠いですが、また、遊びにいらしてくださいね。(スタッフN)

戦中、戦後にもたくましい暮らしがありました。
8月の展示架は毎年「戦争と平和」をテーマに資料の展示を行っています。
今回は「あの時代、あの空の下で…~戦中・戦後の暮らし~」と題して、戦中・戦後の国民生活に関する本を集めました。
つらく苦しい時代の中でも、人々は懸命に前を向いて生きていました。そんな様子が知れる資料が並んでいます。
また簡単なクイズを作成して掲示しています。全7問です。全問正解できるか、挑戦してみてくださいね。
さらに、児童架の展示2には「平和を考える本」として児童向けの読み物を、E7(紙芝居がある棚)には「平和を考える絵本」として絵本をそれぞれ置いています。
そちらもあわせてご覧ください。
令和の時代も平和であることを願いつつ、今一度平和について考えてみてはいかがでしょうか?(スタッフT)
夏休みに入り、図書館は毎日大にぎわいです。
7月28日、図書館スタッフによる夏のおはなし会をしました。9人のお友だちが来てくれました。『かきごおり』『トマトさん』と、夏の絵本は色がとても鮮やかできれいですね。メロンかきごおり、レモンかきごおり、いちごかきごおり。どれがいい?と尋ねると、みんな思い思いのかきごおりを指さしてくれました。
『オレダレ?』は、影絵から動物たちの名前を当てます。難しい動物たちの名前も、たちどころに出ましたよ。科学絵本『しゃぼんだまであそぼう』と『せんたくかあちゃん』を読んだ後、テラスでシャボン玉遊びをしました。
初めてシャボン玉で遊ぶお友だちもいました。最初ストローで吹くのが難しかった子も、だんだんできるようになりました。自分のちからで何かができるようになると、本当にうれしいものですよね。

シャボン玉って、どんなものでしょう。

とても楽しいものでした!
楽しいことがいっぱいの夏。いろいろなことに挑戦してください。そして、ぜひ、図書館にも遊びに来てくださいね!(スタッフN)
梅雨が明けて、夏本番になりました。
水巻町図書館では、8月4日(日)に夏休みおはなし会をスペシャルな内容で企画しています!
おはなし会は視聴覚ホールという大きなお部屋であります。この視聴覚ホールの大きな窓ガラス面に、スイミーのカードを貼って大きなさかなを作ろうというプロジェクト、名付けて「みんなのスイミー2019」を展開しています。

もっと、大きなさかなに見えるように、みんな、てつだってね。
水巻町図書館に本を借りに来るお友だち、スイミーのカードを作って、プロジェクトに参加しませんか?
カードは、図書館内のピアノ近くの机に置いてあります。カードに、お友だちに読んでほしい本のタイトルと、おすすめする内容を書いて、カウンターに届けてください。このカードは、8月末、夏休みいっぱい飾る予定です。
8月4日のおはなし会には、ふだん図書館でおはなしをしてくださるボランティア団体のみなさんのほか、水巻町子ども司書、草笛の会やぶこうじさんも出演予定です。
ぜひ、遊びに来てくださいね!(スタッフN)
水巻町図書館では毎月第2水曜日に「赤ちゃんと楽しむおはなし会」を行っています。毎回、たくさんの赤ちゃんが遊びに来てくれています。
7月10日は、夏らしい絵本やわらべうた、柔らかい布を使って遊びました。
布遊びでは握って広げる「にぎりぱっちり」、大きく広げて上下させる「大風こい」をしました。少し大きなお兄ちゃん、お姉ちゃんもいましたが、みんな楽しんでくれました。
赤ちゃんのおはなし会では、絵本の読み聞かせだけでなく、こういった遊びも取り入れて赤ちゃんとのスキンシップを楽しみます。

児童コーナーお話のお家で待ってます。
来月の「赤ちゃんと楽しむおはなし会」は8月14日(水)です。
9月1日から12月2日まで施設改修工事で長期休館となる為、休館前最後のおはなし会となります。
是非、気軽にご参加ください。(スタッフT)
梅雨の晴れ間の土曜日、図書館で工作会がありました。
この日は、マジックスクリーンという手法で、色がパッと変わる不思議なカードを作りましたよ。
30組余りのご家族や、小学生のお友だちも集まってくれました。席は60近く準備しましたが、ほぼいっぱいになりました。
最初に、マジックスクリーンで作った鳥の絵を使って、日本の昔話「ふくろうのそめものや」のおはなしをしました。しきりの白画用紙を抜くと、鳥の絵があっという間に彩色されて、きれいな色に変わります。さあ、このやり方で、さっそくまほうのカードを作りましょう!

しっかり作り方を聞いて作りましょう。
仕切り板の取っ手にのり付けをし、下絵に色鉛筆でしっかり色を塗ります。
完成したら、色塗りをしたカードとプラパンの透明な板の間に、仕切り板をはさんで封筒にセットすれば完成です!
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。(スタッフN)

しきりを抜いたら、一瞬で色付きに!
このところ、九州北部の梅雨入りがいつなのか、気をもむ年が続いていますが、この時期には、「男女共同参画週間」があります。
この週間の始まる前日、なんとか例年のように展示架を整えることができました。
基本法ができた1999年から、今年は、ちょうど20年。この間、様々な議論を経て、女性の社会参加は徐々に進んできていますが、指導的地位に占める割合は、決して大きいとは言えず、これからも多くの人と一緒に取り組んでいかなければならない課題です。
男女共同参画週間は29日までですが、しばらく展示は続けます。(職員K)

男女共同参画に関する図書を集めています
図書館のあじさいがきれいに色づきはじめました。時々雨が降るものの、梅雨入りは遅れていますね。
今月の展示架2は、梅雨のこの時季、雨の日を楽しむ絵本を集めています。外に出られない日は、図書館で雨の絵本を楽しんではいかがですか?

「雨」にまつわるお話はいかがですか。
3~4歳くらいの、短いおはなしが楽しめるようになってきたお子さんにおすすめしたい絵本として、『かばくんのふね』(岸田衿子/さく 中谷千代子/え 福音館書店)をご紹介します。

「かばくんのふね」
動物園に雨が降りだし、水があふれてしまいます。
「のせてくれ かばくん」 かんがるーが かんがるーのこを つれてきた
「のせてくれ かばくん」 きりんは きりんのこを つれてきた
かばくんは動物の子どもたちを背中にのせてあげます。かばくんのふねですね。雨がやむまで、子どもたちはかばくんのふねで楽しい時間を過ごします。
声に出して読むと、リズムのよい繰り返しの言葉が、耳にとても気持ちよく響きます。ぜひ、しっとり雨の降る日に、お子さんとお家で楽しんで読んでくださいね。
たくさんの子どもたちが、楽しい本、人生を豊かにしてくれる本に出会えることを、心から祈ります。(スタッフN)